【完全ガイド】夏までに脂肪を落として理想の身体を手に入れる方法!

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夏はすぐそこ。薄着になる季節に向けて「脂肪を落として引き締まった体を作りたい!」と考えている方も多いはず。この記事では、無理のない食事管理と効率的な運動法で脂肪を減らしながら筋肉を守るダイエットを、ご紹介します。

まずは自分の消費カロリーを知ろう!ダイエットのスタートは「基準値」の把握から

まずは基礎代謝と活動量をもとにした「ベースラインカロリー」を把握することから始めましょう。

これは「体重が増減しない摂取カロリー」のこと。数日間の食事と体重を記録し、変化がなければその摂取量があなたの基準値です。このカロリーを基にして、ダイエットの調整がスタートします。

📊 【トレーニングしている場合のカロリーの目安】

✨ 項目📝 内容
🔢 目安カロリー (kcal)除脂肪体重 × 40
⚖️ 除脂肪体重体重 – (体重 × 体脂肪率)

🧮 計算例:体重60kg 体脂肪率20%の場合

➡️ 除脂肪体重 60-(60×0.2)=48

➡️ 目安カロリー 48×40=1920kcal

まずは毎朝自分の体重や体脂肪率を測定する習慣からつけていきましょう。

🏋️‍♂️ ②太りやすい脂質をカット!ダイエットに効果的なPFCバランスの整え方

✨ 除脂肪成功のカギは、PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物の比率)を意識すること。

  • 🥩 タンパク質(P):除脂肪体重あたり2~3g
  • 🥑 脂質(F):全体のカロリーの10%〜20%
  • 🍚 炭水化物(C):残りで調整

📊 【ダイエットのPFCバランスの目安と計算方法】

ダイエットに効率よく脂肪を落とし、筋肉を維持するには「PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物の比率)」が重要です。今回は、体重60kg・体脂肪率20%・1日1920kcalを摂取する場合の例をもとに、PFCの設定方法と計算を紹介します。

🧮 1. 除脂肪体重を計算する

まずは除脂肪体重(=筋肉・骨・内臓など脂肪を除いた体重)を算出します。

  • ⚖️ 体重:60kg
  • 📏 体脂肪率:20%

➡️ 60kg ×(1 – 0.2)= 48kg(除脂肪体重)

💪 2. タンパク質(P)の設定

筋肉を維持するため、除脂肪体重あたり2〜3gが目安です。今回は高めの3gで計算します。

  • 📝 48kg × 3g = 144g
  • 🔢 カロリー換算:144g × 4kcal = 576kcal

🥑 3. 脂質(F)の設定

脂質は総摂取カロリーの10〜20%が目安です。ここでは20%に設定。

  • 📊 1920kcal × 0.2 = 384kcal
  • 🧮 カロリー換算:384kcal ÷ 9kcal = 約42.7g

🍚 4. 炭水化物(C)の設定

残りのカロリーを炭水化物に充てます。

  • 📋 総摂取カロリー 1920kcal
  • ➖ タンパク質(576kcal)
  • ➖ 脂質(384kcal) = 残り960kcal
  • ✍️ 960kcal ÷ 4kcal = 240g

※今回のPFCバランスはダイエット(除脂肪)を目的として設定しています。

1日3食はもう古い?分食で空腹・ドカ食いを防ぐ賢い食事術

①でベースのカロリーがある程度決まったら3食にこだわらず、5~6回に分けて食事を摂るのがおすすめ。

血糖値の急上昇を防ぎ、空腹による暴食防止や代謝の維持に効果的です。

量は控えめでOK。間食にプロテインやナッツ、ゆで卵などを活用しましょう。

ダイエット中に活用しやすい低脂質高タンパクの食品

食品カテゴリ食品名タンパク質(g)/100g脂質(g)/100g備考
肉類鶏むね肉(皮なし)約22g約1.5g調理前に皮を除くと◎
ささみ約23g約0.8g超低脂質で減量向け
魚介類タラ約17g約0.2g白身魚の代表格
エビ約20g約0.9gカロリーも低い
ツナ水煮(缶)約25g約1gオイル漬けは脂質高めなので注意
卵・乳製品卵白約11g0g脂質はゼロ(黄身には脂質あり)
カッテージチーズ約13g約4g他のチーズより低脂質
ギリシャヨーグルト(無脂肪)約10g0g濃厚で高たんぱく
大豆製品豆腐(絹・木綿)約5〜7g約3〜4g木綿の方が高たんぱく
おから約5g約3g食物繊維も豊富
高野豆腐(戻し後)約10g約4g戻す前はさらに高たんぱく
加工食品プロテインパウダー約70〜80g約1〜3g種類による(ホエイ・ソイなど)
サラダチキン約25g約1gコンビニでも手軽

時間帯で食べ方を変えろ!活動量に応じた栄養戦略とは

1日の生活を「筋肉を付ける」と「脂肪を落とす」に分け、時間帯ごとに栄養摂取を調整しましょう。

  • トレーニング前後:筋肉を付けるきっかけとなるトレーニングではエネルギー源である炭水化物が必要、トレーニング前後ではエネルギー源として炭水化物を摂ってもOK
  • トレーニング前後に当たらない場合:炭水化物を控えめにしトレーニングで受けたダメージをタンパク質を摂取で回復と筋肉維持をサポート、炭水化物は控える。

この「時間別栄養戦略」は、効率的なダイエットに効果的です。

血糖値を急上昇させない!低GI食品で脂肪の蓄積を防ぐ方法

血糖値を急上昇させる高GI食品(白米、砂糖、パンなど)はインスリンの大量分泌を引き起こし、脂肪蓄積を促進します。

ダイエットは、玄米・全粒粉パン・野菜などの低GI食品を中心に取り入れましょう。

  • 高GI(70以上):血糖値が急上昇しやすい
  • 中GI(56〜69):中程度の上昇
  • 低GI(55以下):血糖値の上昇が緩やか
食品名GI値(目安)分類
白ごはん(精白米)84高GI
玄米55低GI
食パン91高GI
全粒粉パン50低GI
うどん85高GI
そば(十割そば)54低GI
パスタ(アルデンテ)50低GI
じゃがいも(茹で)90高GI
さつまいも(蒸し)55低GI
コーンフレーク81高GI
オートミール55低GI
バナナ(熟したもの)62中GI
リンゴ36低GI
スイカ72高GI
砂糖(ショ糖)65中GI
ブドウ糖100高GI(基準)

急激なカロリー制限は逆効果!ベースラインから“少しだけ減らす”が正解

ダイエットでは、ベースラインカロリーから10%ほど摂取量を減らすのが鉄則です。

急激なカロリーカットは筋肉分解を引き起こすため危険。

無理せず、徐々に調整していきましょう。

毎日の有酸素運動が鍵!無理なく続ける脂肪燃焼習慣

日常生活にウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動(カーディオ)を取り入れましょう。

脂肪燃焼を促進し、心肺機能の向上にもつながります。

続けやすい運動こそ、成功への鍵です。

有酸素の時間などが取りにくい場合は、学校、仕事など帰宅の際に一駅分前で降りて歩く、電車バスでは座らずに立つ、家事や掃除を積極的に行うなどでも無意識での有酸素運動を行うことができます。日常生活でも動いている時間をしっかり作ることが重要です。

体重60kgの人の活動内容と消費カロリー一覧

活動内容種類消費カロリー(30分)
ウォーキング(速歩)有酸素運動約120 kcal
階段の上り下り家事・移動約150 kcal
掃除機をかける家事約90 kcal
床を雑巾がけする家事約110 kcal
窓拭き家事約100 kcal
皿洗い家事約50 kcal
洗濯物を干す家事約70 kcal
お風呂掃除家事約95 kcal
子どもと遊ぶ日常活動約120 kcal
買い物(歩き)日常活動約100 kcal
料理をする家事約80 kcal
ガーデニング家事・趣味約130 kcal

短時間で最大効果!HIITで加速するダイエット、ボディメイク

脂肪燃焼の仕上げにおすすめなのが、高強度インターバルトレーニング(HIIT)

短時間で心拍数を最大まで上げることで、脂肪燃焼と代謝の向上を同時に実現できます。

週に2~3回、1回8セット程度を目安に行いましょう。

(初心者向けHIIT参考動画)

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まとめ|脂肪を落として理想の体を手に入れるための8つの習慣

夏までに理想の体を作るためには、「食事×運動」両方からのアプローチが必要不可欠です。

  • カロリーとPFCバランスの管理
  • 食事のタイミングとGI値の調整
  • 有酸素運動とHIITの活用

これらのステップを少しずつ取り入れ、無理なく継続することが成功のカギ。今日からできる小さなことから始めて、理想の体に近づいていきましょう!

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この記事を書いた人

経験豊富なトレーナーとして、国内外の一流アスリートのサポートを行ってきました。多くの資格を取得し、ダイエット・筋力アップ・ボディメイク・競技パフォーマンス向上に最適なプログラムを提案。初心者から上級者まで、個々の目標に合わせた分かりやすい指導で、理想の体づくりを実現します。