「ダイエット=ジム通い」と思い込んでいませんか?
実は、日常生活の中で“運動せずに”消費カロリーを増やす方法があります。それが【NEAT(ニート)】と呼ばれるものです。
この記事では、NEATの意味やダイエット効果、そして誰でも今日からできるNEATを増やす方法をわかりやすく解説します。
NEATとは?知らないと損する「日常消費カロリー」の正体
NEATとは「Non-Exercise Activity Thermogenesis」の略。
日本語では「非運動性熱産生」と訳されます。
簡単に言うと、ジムやランニングなど特別な運動以外で自然に消費されるカロリーのことです。
NEATに含まれる具体例
- 通勤や買い物で歩く
- 掃除・洗濯・料理などの家事
- 階段の上り下り
- 立ち仕事や荷物の上げ下ろし
- 貧乏ゆすりや姿勢を直す動作
たとえ小さな動きでも、積み重なれば大きなカロリー消費につながります。

NEATがダイエットに効果的な3つの理由
① 実は運動よりも消費カロリーが多い場合も!
1日の総消費カロリーは以下の3つに分かれます:
- 基礎代謝(BMR):約60%
- NEAT(非運動性熱産生):約15~30%
- EAT(運動による消費):約10~15%
意外にも、運動よりもNEATの方が占める割合が大きい場合があります。
たとえば、1日1時間ランニングするよりも、こまめに歩いたり掃除したりする方が合計消費カロリーが多いこともあります。
② 特別な運動なしで続けやすい
ジム通いが続かない理由は「面倒」「時間がない」などが多いですが、NEATなら日常生活の中で自然にできるので無理なく続けられます。
③ 健康効果も!生活習慣病予防にもつながる
NEATを増やすことで、消費カロリーが増えるだけでなく、血流改善・肩こり予防・生活習慣病予防なども期待できます。
いますぐできる!NEATを増やす具体的な方法20選
日常生活で自然に動く工夫
- エレベーターではなく階段を使う
- 1駅分歩く
- 電話は立って歩きながら
- スーパーやコンビニに行くときは徒歩
家事や仕事中にできる簡単アクション
- 皿洗いしながらつま先立ち
- 掃除機を使わず雑巾がけ
- 洗濯物を干すときにスクワットを追加
座りすぎ防止のコツ
- 1時間ごとに立ち上がる
- スタンディングデスクを使う
- テレビを見ながら足踏み
- 姿勢を正す・腹式呼吸を意識
NEATを増やした場合の消費カロリーシミュレーション
体重60kgの場合、1時間あたりの消費カロリー目安は以下の通りです:
活動 | 1時間あたりの消費カロリー |
---|---|
座っている(デスクワーク) | 約80kcal |
立って作業 | 約100kcal |
掃除機をかける | 約150kcal |
皿洗い | 約120kcal |
階段を上る | 約300kcal |
普通の速さで歩く | 約200kcal |
たとえば、
「毎日1時間多く歩く」=1日200kcal消費アップ → 1ヶ月で約0.8kg脂肪減少
という計算になります。
よくある質問(FAQ)
Q. NEATだけで本当に痩せますか?
→ 食事管理も必要ですが、NEATを増やすだけでも確実に消費カロリーは増えるため体重減少につながります。
Q. デスクワーク中心ですが、どうすれば?
→ 1時間ごとに立ち上がる・スタンディングデスク・座り方を変えるなど工夫しましょう。
Q. NEATと運動、どちらを優先すべき?
→ 両方できるのが理想ですが、続けやすさ重視ならまずNEATを増やすのがおすすめです。

まとめ|運動しなくてもNEATを意識すれば自然に痩せられる
✅ NEATは「運動以外の動き」で消費するカロリー
✅ 日常の小さな選択を変えるだけでOK
✅ 1日200kcal消費アップも可能!
運動が苦手でも、日常生活の中でNEATを意識するだけで自然に痩せやすい体に変わります。
今日からできることから、ぜひ始めてみてください!