「時間がない」「運動が続かない」「できるだけ早く痩せたい」――そんなあなたにピッタリなのが、HIIT(ヒット)=高強度インターバルトレーニング。
短時間で終わるのに、脂肪燃焼効果は通常の有酸素運動とは比べものになりません!今回は、HIITの痩せる仕組みと具体的な方法を解説します。
消費エネルギーは約2倍
HIITの最大の特徴は「短時間で一気に高負荷をかけること」。通常のジョギングなら20分で消費するカロリーは200〜250kcalほど。しかしHIITでは、同じ時間でも2倍近いエネルギーを消費できることが研究で示されています。
なぜこれが可能なのか?それは、無酸素運動(筋トレやダッシュ)と有酸素運動を組み合わせることで、心肺機能と筋肉の両方に大きな刺激を与えられるからです。脂肪燃焼に必要な心拍数を短時間で超え、効率よく体脂肪を減らせます。
運動後も800kcal以上自動で消費!?EPOCの秘密

HIITのもう一つの強みは「運動後も脂肪が燃え続ける」こと。これは**EPOC(運動後過剰酸素消費量)**と呼ばれる現象です。激しい運動後、体は元の状態に戻すために、大量の酸素を使ってエネルギーを消費します。
つまり、運動終了後も最大で24〜48時間、基礎代謝が上がった状態が続き、800kcal以上を自然に消費することも。
通常のウォーキングでは得られないこの効果が、HIIT最大の魅力です。
HIITの基本的なやり方
やり方はシンプル。
- 全力運動:20〜40秒
- 休憩:10〜20秒
- これを4〜8セット繰り返す
たったこれだけです!
1回のトレーニングは4〜10分程度と超短時間。忙しい日でもサクッとできて、器具も不要、自宅でOKです!
簡単おすすめ種目3選(初心者OK)
以下は器具なしで自宅でできる定番種目。1種目だけでも、3つ組み合わせても効果的です!
- ジャンピングジャック 手足を同時に開閉しながらジャンプ。リズミカルにテンポよく行います。
- プッシュアップ 肩幅に手を置いて胸を床に近づける。体は一直線をキープ。
- スクワットジャンプ しゃがんでから真上にジャンプ。着地は柔らかく。
- ライイングアームプル 仰向けで腕を伸ばし、肩甲骨を寄せるように腕を引く。背中を意識します。
- バイシクルクランチ 肘と反対の膝を交互に引き寄せる。腹筋をねじるように動かします。
各種目を10〜20秒間全力で行い、10〜20秒休憩します。
(HIIT参考動画)
※初心者は「20秒運動/40秒休憩」から始めましょう。体力レベルに合わせて運動時間や休息時間を調整し、徐々に規定の時間に近づけていきます。
まとめ:HIITは最強の”時短”ダイエット
・短時間でジョギングの2倍のカロリーを消費
・運動後も自動で脂肪燃焼が続く
・器具不要&自宅でOK!
・週3回でも十分な効果が得られる
HIITは「続かない」「時間がない」「すぐに結果を出したい」人にこそおすすめのメソッド。最初はきついと感じるかもしれませんが、たった数分で体が変わっていく感覚がクセになります。
“ながら運動”では痩せられません。本気で変わりたいなら、短時間集中のHIITを始めてみましょう!
・器具不要&自宅でOK!
・週3回でも十分に効果あり
HIITは「続かない」「時間がない」「すぐに結果を出したい」人こそ取り入れるべきメソッド。最初はきつく感じるかもしれませんが、たった数分で体が変わっていく感覚はクセになりますよ。
“ながら運動”じゃ痩せられない。本気で変わりたいなら、短時間集中のHIITを取り入れてみましょう!